店舗のWiFiはどうする?飲食店・個人店での導入メリット・おすすめ

店舗のWiFiはどうする?飲食店・個人店での導入メリット・おすすめ

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近年WiFi環境が整備された店舗が増加しています。導入店舗が増えてきたモバイルオーダーや利用者の増加しているオンライン決済も利用することができます。ネットが繋がらない店舗では不満が出やすいことから、顧客満足度につながる設備として一目置かれています。
さらに近年増加している訪日外国人にとっても、フリーWiFiが整備されることは喜ばれる一因になります。どのような環境を整えたらよいのか、まとめました。

店舗・飲食店に導入できるWiFiの種類

店舗・飲食店に導入できるWiFiの種類

店舗・飲食店にWiFiを導入することで受けられるメリットがたくさんあります。しかし、店舗・飲食店向けのWiFiを提供する事業者は多く、どれを選べばいいかわからない...という方も多いのではないでしょうか?
今回は店舗・飲食店で法人契約できるWiFiを4種類ご紹介します。それぞれの特徴を比較していますので、どのような違いがあるので、ご自身の店舗・飲食店にはどれがあっているのかなど、考えてみてくださいね。

光回線 ホームルーター ポケット型WiFi WiFiBOX
費用 ×
4,000円~6,000円/月
×
4,000円~5,500円/月

3,000円~4,500円/月

440円/日~
通信速度
同時接続台数 上限なし
※機器によって異なる
30~120台まで 30台前後まで 5台まで
回線工事の有無 必要 不要 不要 不要
申し込みから利用までの期間 2週間~1カ月 最短翌日~1週間 最短翌日~1週間 即日利用可能

光回線

光回線は回線を引き込むために回線工事が必要であるため、他のWiFi事業者よりも導入までに時間がかかり、ハードルが高い印象があります。しかし、高速で安定した通信を整備することができます。また、データ通信容量は完全無制限で、通信速度制限の心配もありません。ですが、他よりも価格が高く設定されています。

ホームルーター

ホームルーターとは、コンセントに差し込むだけでインターネットを利用できる据え置き型のWiFiルーターです。工事不要で届いたその日から利用開始できます。ホームルーターは大人数向けで32~128台の端末を同時に接続することが可能です。データ容量は実質無制限(※)に利用できます。

※実質無制限は月間のデータ容量に上限がないものの、回線が混雑しているときや使いすぎると速度が制限されることがあります。

ポケット型WiFi

ポケット型WiFiは、海外旅行の時などにも使用されるまさにポケットに入れて持ち運びができるWiFiルーターです。小型のため持ち運びしやすく、店舗・飲食店へ導入しやすい反面、同時に接続できるのは10~30台と少数になってしまいます。また他に比べて価格は安いですが、通信速度が遅い点もデメリットになります。

WiFiBOX

セルフWiFiレンタル「WiFiBOX」は、即時予約(事前予約も可能)、受取、返却が非接触で行えるシェアリング型サービスです。シェアリングサービスのため、WiFiが必要な方がWEB予約で即時利用を開始できるため、店舗でWiFiルーターを整備する必要がなく、必要な人が必要な時だけレンタルすることができます。

店舗・飲食店にWiFiを導入するメリット

店舗・飲食店にWiFiを導入するメリット

WiFiを導入するとしても、工事費、維持費、電気代などの費用負担、維持管理の手間が発生します。では、店舗・飲食店にWiFiを導入するとどういったメリットがあるのでしょうか?どういった点からWiFi環境がある店舗はお客さまに選ばれやすいのか考えていましょう。

利用客の利便性・満足度が上がる

店舗・飲食店にWiFi環境を整えると、ただ食事をするだけのお客さまがWiFiを使って仕事をしたり、学生が課題をしたりと作業ができるようになるため、幅広い客層を取り込むことができます。また、日本はフリーWiFiなどのWiFi環境が行き届いていないため、訪日外国人観光客にも喜ばれます。お茶をしながらこれから行く観光先の情報やルートを調べたり、SNSへの投稿を行ったりもできるので、WiFi環境の有無でお店を選ぶという人もいるようです。

モバイルオーダーやオンライン決済に対応できる

コロナ禍から徐々に利用店舗が広まってきたモバイルオーダー。お客さまが各自のスマホから注文をするシステムです。人件費の削減やオーダーミスを防ぐなどメリットが大きい点がポイントです。また、キャッシュレス決済も利用者・利用可能店舗ともに拡大傾向にあります。どちらのシステムもWiFi環境が必須。通信速度が遅く、読み込みに時間がかかるとクレームにつながる恐れもあります。

滞在時間が増え単価が上がる

店舗・飲食店でWiFi環境を整備すると、お客さまの滞在時間が長くなるため、一人当たりの単価が上がるといわれています。長時間滞在をすると最初のオーダーだけでなく、デザートの追加や飲み物のおかわりなどが期待できるからです。
一方で滞在時間が長くなるために回転率が落ちるというデメリットもありますが、価格などの調整次第では、WiFi環境の整備がそれを上回るメリットになるといえるでしょう。

店舗・飲食店にWiFiを導入する際の注意点

店舗・飲食店にWiFiを導入する際の注意点

WiFi環境を整備するにあたってメリットは多いですが、もちろんデメリットもあります。どういったことに注意が必要なのか把握しておきましょう。

回転率の低下

メリットとして「お客さまの滞在時間が増える」点を挙げましたが、その反面、回転率が下がり機会損失につながってしまいます。長時間滞在を避けたい場合は、ゲストWiFiの使用時間制限をするなどの対策が必要です。

初期費用が掛かる

WiFiを導入する際には、月額料金だけでなく、契約事務手数料・端末代金・開通工事費など、いわゆる初期費用が発生します。顧客満足度や集客率アップにつながると考えると、必要な投資とも考えられます。

店舗・飲食店で導入するWiFiの選び方

店舗・飲食店で導入するWiFiの選び方

どういったWiFiを導入するかは、店舗・飲食店の事業内容やどういった客層を呼び込みたいかなどによって変わってきます。ご自身の店舗で必要な要素はどういったポイントなのか整理して選ぶと良いでしょう。

導入費用・維持費用

ついつい月額の費用負担に注目してしまいがちですが、導入時にかかる手数料や端末台金などの初期費用も確認するようにしましょう。利用期間によって割引をしていることもあるので、長い目で見てお得なプランを探すとよさそうです。

通信速度

各社サイトに記載されているのは最大通信速度です。店舗の立地や設置環境によって思うような速度が出ないこともあります。最大通信速度ではなく、実際の通信速度で比較するようにしましょう。

最大同時接続台数

WiFiルーターによって同時に接続できる最大台数が決められています。なるべく多くのお客さまに利用していただきたいのか、必要な時だけつなげる形にしたいのか、店舗の規模にもよって必要台数は変わってきます。

セキュリティ対策

店舗内でフリーWiFiとして提供する際にはセキュリティ対策が重要です。不特定多数の方が使うものなので初期装備だけでは心配でしょう。通信事業者が独自のセキュリティオプションを提供しているので、加入しておくと安心です。

サポートの手厚さ

「急に通信ができなくなってしまった」など、WiFiのトラブルが発生する可能性があります。その際に、チャットや電話でのサポート体制が整っているか確認しておきましょう。

接続の利便性

店舗・飲食店のWiFiはさまざまな方が利用します。すべてのお客さまがストレスフリーに接続できるよう、WiFi接続の手軽さを確認しておくと良いでしょう。パスワード入力ではなく二次元コードの読み込みだけで接続できるものもあります。

店舗のWiFiにお悩みなら、「WiFiBOX」の設置もおすすめ!

店舗のWiFiにお悩みなら、「WiFiBOX」の設置もおすすめ!

集客効果が期待できる

WiFiBOXを設置することで「ここでWiFiルーターが借りられる」という認知が広まると、周辺の観光地を訪れた観光客や周辺を訪れたビジネスパーソンなどの新規顧客の獲得につながります。WiFiルーターのレンタルに訪れた人にとって「ここは便利な場所」と認知されることで、今後の店舗・飲食店への来訪者数の増加が見込まれます。また、WiFiBOXをレンタルするついでに商品購入につながるなどの「ついで買いも」期待することができます。

収益を生み出せる

WiFiBOXは、運営コストの削減、設置場所の余剰スペース活用など多方面での複合的効果をもたらすサービスデザインが高く評価され、2022年にはグッドデザイン賞を受賞しています。さらに、WiFiBOXは設置いただいた店舗へアフィリエイト報酬をお渡ししています。そのため、手間をかけずに収益を生み出すことが可能です。設置することで収益の拡大も期待でき、余剰スペースの有効活用ができます。

WiFiBOX設置事例

事例① コンビニエンスストア

訪日外国人やビジネスパーソンなど、乗降客数の多い駅に店舗を構えているということもあり、短期間のインターネット環境を整備したいというニーズがありました。WiFiBOXを置いたことで相互送客の関係を築くことができ、収益向上にも貢献しています。

事例② ホテル業

訪日外国人のお客さまが増加している中、サービス向上の観点からWiFiBOXの設置を検討しました。ボックスを置くだけでサービス開始できるので、従業員の負担も無く運用できる点がとても助かっています。

店舗にWiFiBOXを設置しよう

WiFiBOXなら、店舗に設置するだけでお客さま自身が予約・受け取り・返却できるので従業員の手間も無く導入することができます。利用者数に応じてアフィリエイト報酬をお渡ししているので、スペースの有効活用にもなります。

https://wifibox-jp.telecomsquare.net/biz/solution.php#apply

店舗へのセルフWiFiレンタル「WiFiBOX」の導入方法

店舗へのセルフWiFiレンタル「WiFiBOX」の導入方法

WiFiBOXは予約・受取・返却と全てのステップが非接触で完了し、驚くほど簡単な使用体験を提供しています。設置後も、お客さま自身でWEB予約をして受け取るので、店舗側スタッフが使い方を案内するなどの手間がかからない点が高評価いただいています。
導入前も後も手間いらずなWiFiBOXを、自身の店舗・飲食店で設置の検討いただいた方に向けて、簡単に導入の手順をご紹介します。

ステップ① まずは資料請求

設置をご検討いただいている方は、まずはWiFiBOXを運営している株式会社テレコムスクエアへ資料請求をしてみましょう。導入の際の利点や導入した事業者の体験談などが掲載されており、とても分かりやすいです。
https://wifibox-jp.telecomsquare.net/biz/solution.php#apply

ステップ② プランの打ち合わせ

お客さまのご要望に合わせてプランをご提案させていただきます。実際に現地調査させていただき、どこに設置するのか、電源は確保できるのかなど、詳細を打ち合わせていきます。不安な点があればお気軽にご相談ください。

ステップ③ サービス開始日の調整

設置に向けた資料作成などが整えば、あと一息です。実際にWiFiBOXのサービスを開始する日程を調整しましょう。「利用者が増える大型連休の前には設置したい」など、ご要望があればご相談ください。

ステップ④ WiFiBOXの設置

サービス開始前日~当日にかけて機器の設置を行います。小型の機器であれば、店舗のバックヤードで組み立てなどができます。大型の機器を設置する場合は弊社スタッフが同行しますのでご安心ください。

訪日外国人観光客の数が年々増加しており、WiFiルーターの需要は日々拡大傾向にあります。WiFiBOXを設置することで、観光客やビジネスパーソンが訪れ、新たな人流を生み出すことも可能です。WiFiBOXを導入して、あなたも相互送客のパートナーになりましょう!

まとめ

まとめ

店舗・飲食店へのWiFi環境を整備することで、年々増加傾向にある訪日外国人観光客の呼び込みやビジネスパーソンの利用促進にもつながります。また、日々利用人口の増えるオンライン決済にも対応可能!お客さまの満足度向上にもつながります。 また、店舗側でWiFi環境を整備するのではなく、レンタルWiFiを整備するという手もあります。WiFiBOXをあなたの店舗へ人を呼び寄せるツールとして活用しませんか?あなたの店舗に合わせたWiFi環境を整備しましょう!

著者
テレコムスクエア

事業内容
モバイル通信事業(Wi-FiルーターやプリペイドSIM販売など国際モバイル通信機器の提供)

経歴
2,000年より通信業界に従事。日本国内/海外用Wi-Fiルーターのレンタル、SIM・eSIMの販売や旅行関連事業に携わる。
また、引っ越し・入院・旅行・在宅勤務など、多様なライフイベントに合わせたWi-Fi活用方法に精通。

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