
引越しする時WiFiはどうする?おすすめのWiFiや、契約・手続きについても解説
投稿日:
引越しの際に後回しにしてしまいがちなインターネット回線の手配。今利用している回線を継続して利用する際にも、別の回線に乗り換える際にも、確認すべきポイントがあります。
引越しの際に選択肢として知っておくと便利なのが、レンタルWiFi!回線工事の予定がうまく調整できなかった時でも、レンタルWiFiを活用すれば、インターネット環境に困らずに過ごせます。
一緒に引越しの際のインターネット環境整備について、注意点を確認してみましょう。
目次
引越し先でWiFiを利用するにはどうしたらいい?

引越し先でインターネットを使うためには事前に準備をしておく必要があります。ご自身に合ったプランを選びましょう。
① 引越し先の家で新たにWiFiを契約する
引越しした日からWiFiを使用したいのであれば、転居前にインターネット回線業者やプロバイダへ連絡をし、契約の手続きをする必要があります。新居に設備が整っていない場合は回線工事を依頼する必要があるため、早めに準備をしておかないと、インターネットが使えない期間が生まれてしまうかもしれません。
② WiFiのホームルーターを契約する
ホームルーターとは、コンセントに差し込むだけでインターネットを利用できる据え置き型のWiFiルーターです。工事が不要で、コンセントに差すだけなので手軽です。ただし、引越し先がサービスエリア内かどうか確認をする必要があります。契約前にしっかりと確認をしておくとよいでしょう。
③ WiFiルーターをレンタルする
レンタルWiFiを手配するという手段もあります。最短1日から必要な日数だけ借りることができ、外出先に持ち出すことも可能です。契約期間の縛りや違約金などが発生しないため、気軽に使用を開始することができます。回線工事を終えるまでの"つなぎ"として期間限定で利用する方も多くいます。
④ スマホの通信容量を増やす
新たにWiFi機器を準備せずに、現在使用しているスマホのデータ使用容量を増やすことで対応することもできます。PCやタブレットなどはスマホのテザリング機能を利用することで、ネット環境を整えることができます。しかし、データ通信に上限がある場合や、月額費用が高額になる可能性があるので気を付けましょう。
比較すると...レンタルWiFiがおすすめ
紹介した4つのWiFi機器を比較すると、下記図のようになります。
固定回線の契約は工事が必要であるため開通までに時間がかかる分、安定した通信環境を整備できます。
スマホのデータ通信容量を増やす方法は、工事や手続きをする必要なく使用することができ、引越し当初などは特に便利に使うことができるでしょう。
レンタルWiFiを利用した場合は、工事などは不要でレンタルWiFiを手に入れれば即日開通することが可能。大容量プランを契約しておけば、通信速度制限を受ける心配もなく快適に使用することができます。
固定回線の契約 | WiFiのホームルーターを契約 | スマホのデータ通信容量を増やす | レンタルWiFiを利用する | |
契約期間 | × 縛りあり |
× 縛りあり |
△ スマホの契約期間による |
◎ 縛りなし |
工事 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
開通までの期間 | × 1カ月~ |
〇 契約翌日~ |
〇 契約翌日~ |
〇 契約翌日~ |
引越しの時の手続き | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
持ち運び | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 |
引越しの際のレンタルWiFiの選び方とは

引越しの際にはご自身がどのくらいの通信容量を使用するのか把握しておくと良いでしょう。下記の図を参考に、1カ月当たりの容量を考えてみましょう。
WiFiルーターのデータ容量の目安
利用シーン | 500MB | 1GB | |
---|---|---|---|
![]() |
テキストメール送信 ※1MB画像添付 |
500通 | 1,000通 |
![]() |
インスタグラムやフェイスブック連続閲覧(スクロール閲覧) ※1分約14MB |
約35分 | 約1時間10分 |
![]() |
Yahoo!のトップページ閲覧 ※3MB |
約165回 | 約330回 |
![]() |
GPSマップを使った地図検索なら ※1MB |
約500回 | 約1,000回 |
![]() |
Skype音声のみなら | 約2時間45分 | 約5時間30分 |
![]() |
LINE音声通話なら | 約14時間 | 約28時間 |
![]() |
動画ストリーミングHD画質なら | 約10分 | 約20分 |
![]() |
Skypeビデオ通話のみなら | 約15分 | 約30分 |
*短期間に大量のデータ通信または長時間接続を行うと、通信会社から通信量制限を行う場合があります。
引越しの際にレンタルWiFiがおすすめな理由とは

引越しの際にレンタルWiFiを活用すると便利です!どういった点がメリットになるのか確認してみましょう。
無制限プランがあるから使い放題!
大容量プランで契約すれば、パソコンやスマホなど複数の端末を利用しても通信速度制限の心配をする必要なくサクサク使えます。WiFiBOXなら完全無制限プランがあるので、使う容量がわからない人もこれを選ぶと便利です。
予約も延長もカンタン!
WiFiBOX専用ページから簡単に予約することができます。もし予定よりも利用したい期間を延長したい場合でも、マイページから簡単に延長手続きをすることができます。「試しに1日」なんて使い方もできます。
即日借りられる!
「WiFiを手配していたのにトラブルで接続ができない!」そんな時でも近隣の駅や商業施設から借りられるWiFiBOXがおすすめです。宅配サービスでは翌日以降の利用になりますが、WiFiBOXならレンタルしたその日からすぐに利用開始できます。
1日単位でレンタルできる!
引越しする人が多い春などは、WiFiの回線工事の予約がなかなか取れません。そんな時の"つなぎ"としてWiFiBOXを活用してみましょう!1日単位でレンタルできるプから、必要な期間だけ借りられて費用が抑えられます。
セキュリティも安全・安心
WiFiBOXなら機器一つひとつにパスワード設定されているので、セキュリティ面も安全・安心です。1台で5つの端末まで繋げられるので、家で複数の端末を安心して利用することができます。
引越しでWiFiをレンタルする際の注意点

引越しでWiFiをレンタルする際には、どんなことに注意した方が良いのでしょうか。項目ごとに確認してみましょう。
回線が使えるエリアかどうか
WiFiには対応エリアというものがあります。機器が5Gに対応していても、利用したい地域が5Gに対応できていなければ、5Gを利用することはできません。固定回線やモバイル回線でも同様に利用可能な地域が設定されています。引越し先が対応しているエリアであるかどうか、事前に確認したうえでインターネット回線サービスを決めましょう。
対応エリアは、各社の公式サイトで確認できます。ほとんどのサービスは全国の居住地域に対応していますが、山間部や離島など都市部から離れた場所では対応していない場合がありますので、ご注意ください。
サービス | 対応エリア |
---|---|
WiMAX | https://www.uqwimax.jp/wimax/area/ |
au | https://www.au.com/mobile/area/ |
DOCOMO | https://www.docomo.ne.jp/area/service_area/ |
Softbank | https://www.softbank.jp/internet/special/area-check/ |
回線設備があるかどうか
引越し先が集合住宅なら、回線設備があるかどうか大家さんや管理会社に設備状況を問い合わせてみましょう。たとえば、光回線を利用したい場合には住宅内に光ファイバーケーブルを引き込み、光コンセントが設置されている必要があります。事前に設置されていれば工事を行わずに手続きだけで済む可能性があります。
また、賃貸物件ではインターネット回線が入居の段階で完備されている場合があります。その場合は個別でWiFiを手配する必要はありません。入居手続きの際にWiFi設備の有無を管理会社に確認、気になる方は事前に部屋の通信速度を確認しておくと良いでしょう。
契約解除料が必要かどうか
引越し先では別のインターネット回線サービスへの乗り換えを検討している方は、現在契約しているインターネット回線サービスの解約を忘れずにするようにしましょう。ただし、契約内容によっては契約解除料がかかる場合があります。これは、契約時に設定された契約期間内に解約すると契約解除料が請求される仕組みになっています。インターネット回線サービスを乗り換えるか検討する際には、現在の契約期間や契約解除料金の金額も調べて検討するようにしましょう。
また、設置時にかかった回線工事費用が月額の支払いに載っている場合があります。契約時にその費用が残っていた場合、解約後に請求されることがありますので、そちらも確認しておきましょう。
機器返却があるのかどうか
インターネット回線サービスからONU(光回線終端装置)やルーターなどをレンタルしている場合、引越しの際に機器を返却する必要がある場合があります。入居時のドタバタでレンタルだったのか買い取りだったのか忘れてしまいがちなので、契約を変更する際に確認しておくと良いでしょう。
また、インターネット回線サービスを解約する際には返却が必要ですが、引越し先でも引き続き同じサービスを利用する場合は機器を自分で持っていくのか、新規で機器をレンタルすることになるのか、その点も確認しておくと良いでしょう。
引越し先でWiFiを使う流れとは

引越し先でWiFiを使用する場合にはどういった手順があるのか、他サービスに乗り換える場合と継続する場合に分けてみてみましょう。
現在使用している回線から乗り換える場合

① 契約を解除するにあたって契約解除料や機器の返却が必要か確認する
現在契約しているインターネット回線サービスから別のサービスへ乗り換える場合、まずは契約中のサービスを解約する必要があります。解約する際には契約解除料や手続きが大きく4つあります。これらも解除手続きと併せて確認しておきましょう。
- 契約解除料(契約期間中に解約した場合に支払う)
- 機器の返却(レンタルしているONU(光回線終端装置)やルーターの返却)
- 回線撤去工事(回線の撤去が必要になる場合があります)
- 工事費用の支払い(回線工事の残額があれば、一括で請求されることがあります)
② 引越し先で利用する回線を申し込む
引越し先で利用したいインターネット回線サービスに新規申し込みをしましょう。申し込み窓口は電話かインターネットが一般的です。申し込みの際には回線工事が必要かどうか、費用はどのくらいかかるのかを事前に確認しておくとスムーズです。
3~4月、9~10月ごろの引越し繁忙期の時期は特に新規工事が混みあうため、引越しの1カ月前までには申し込みを済ませておくと良いでしょう。
③ 現在利用している回線を解約する
現在契約しているインターネット回線サービスを解約する際には、現在使用している機器(ONU(光回線終端装置)やルーター)の返却や回線撤去工事などが必要になる場合があります。回線撤去工事は引き払い日までに完了できるよう手配しましょう。
こちらも3~4月、9~10月ごろの引越し繁忙期の時期は解約手続きが混みあうことがあるので、1カ月以上前から早め早めに手配しておくと慌てずに手続きを進められます。
④ 引っ越し後、設定を行う
インターネット回線サービスの乗り換え手続き、そして回線工事が終了すれば、あとはパソコンとWiFiルーターの設定を行うだけです。設定方法は事業者によって異なりますので、説明書などを確認するようにしましょう。設定が完了すれば、引越し先でもWiFiが使用開始できます。
パソコンやタブレット、スマートフォンなど利用予定の端末は、この時に合わせてWiFiを繋いでおくと便利です。
現在使用している回線から乗り越えない場合

① 引越し先で回線が利用できるかを確認する
まず、現在使用しているインターネット回線サービスが引越し先でも対応しているか確認しましょう。前に記載した通り、対応しているエリア外であれば、使用することはできません。対応エリアは、各社の公式サイトで確認できます。
また、引越し先の住宅が集合住宅や賃貸物件の場合は、すでに回線設備が導入されている場合がありますので、事前に管理している方に確認しておくと引越しの際の手続きがスムーズに進みます。
サービス | 対応エリア |
---|---|
WiMAX | https://www.uqwimax.jp/wimax/area/ |
au | https://www.au.com/mobile/area/ |
DOCOMO | https://www.docomo.ne.jp/area/service_area/ |
Softbank | https://www.softbank.jp/internet/special/area-check/ |
② 回線業者に連絡をとり、工事を行ってもらう
現在契約しているインターネット回線サービスを現住所から引越し先の住所に移す移転手続きが必要です。ほとんどの事業者はWebサイトで手続きを進めることができます。回線事業者とプロバイダーが別々の場合は各々手続きが必要になるので、注意しましょう。
移転手続きと併せて転移希望日も設定しましょう。引越し先によっては事前に回線工事が必要な場合があります。あわせて工事の手配もできるとスムーズです。
③ 引越し後、設定を行う
引越し先の回線工事が完了すれば、あとはパソコンとWiFiルーターの設定を行う必要があります。設定方法は事業者によって異なりますので、説明書などを確認するようにしましょう。設定が完了すれば、引越し先でもWiFiが使用開始できます。
パソコンやタブレット、スマートフォンなど利用予定の端末は、この時に合わせてWiFiに繋いでおくと便利です。
ご利用者様のレビュー

- 自宅のWiFiが使えなくなり困っていたところ、このサービスをしりました。通販型レンタルWiFiだと数日のタイムラグが発生しますが、こちらのサービスなら自分で設置場所に取りに行くだけなので、使用開始までがとてもスピーディー。すぐに利用したかったのでとても助かりました
- 出張先のアパートメントホテルにWiFiが付いていないことに直前に気が付き、レンタルしました。東京駅内のコンビニで借り、返却も自分に便利な場所で楽々返却
- 朝から夜まで電源を入れっぱなしでもバッテリーは半分程度残っていて持ちが良かった。
よくある質問

WiFiBOXを利用する際にはどんなことに注意すればいいのでしょうか?利用者さまからよく聞かれる質問をまとめました。
最短でいつ受け取れますか?
WiFiBOXなら即日受け取りが可能です。WEBで簡単に申し込みができ、ボックスの二次元コードを読み込むだけで、非接触で借りることができます。1日単位でレンタルできるので、思い立ったらすぐに、気楽に借りることができます。
引越し先でも受け取ることはできますか?
WiFiBOXは主要の駅や商業施設、全国展開しているホテルなど全国400以上に設置されています。受け取りは引越し先の近隣に設置されているボックスから二次元コードを読み込んでレンタルを開始してください。返却する際にはボックスに差し込むだけ。返却する場所は受け取った場所と異なる場所でも構いません。
レンタルの延長はできますか?
「予定より長くレンタルしなきゃいけなくなった」など、レンタルの延長手続きが必要になった場合は、マイページから延長手続きを行ってください。数ステップで簡単に手続きをすることができます。
必要な容量がわからない場合などは、短期間でお試しのプランでレンタルをし、延長の際に容量を調節することも可能です。
オンラインゲームをするのにWiFiルーターは適していますか?
利用したいオンラインゲームによって、必要なデータ容量や速度が変わります。携帯型ゲーム機やスマホのパズルゲームを利用する際には問題なく利用できますが、FPSなどのオンラインシューティングゲームなどは、必要な解像度や通信速度が出ない場合があります。大容量ゲームを使用する際には、固定回線をおすすめします。
まとめ

引越しをする際にはさまざまな手続きが必要になり、インターネット回線は後回しにしてしまいがちですよね。そのため出遅れてしまい、開通したい日に回線工事が間に合わないことも。早めにインターネット回線サービスをどうするのか検討し、手続きをするようにしましょう。
もし回線工事と引越しのタイミングが合わないときは、ぜひレンタルWiFiを活用してみてください。煩雑な引っ越し準備をきっと助けてくれますよ!
著者
テレコムスクエア
事業内容
モバイル通信事業(Wi-FiルーターやプリペイドSIM販売など国際モバイル通信機器の提供)
経歴
2,000年より通信業界に従事。日本国内/海外用Wi-Fiルーターのレンタル、SIM・eSIMの販売や旅行関連事業に携わる。
また、引っ越し・入院・旅行・在宅勤務など、多様なライフイベントに合わせたWi-Fi活用方法に精通。